1963年に創刊されて以来、すべての時代の少女たちに愛され少女まんが界に大きく影響を与えてきた「 マーガレット」と「別冊マーガレット」。この半世紀にわたる足跡を辿る、ファン垂涎の展覧会
ひょんなことから行ってきたのでその紹介をしますよ…と。
〜マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀〜
わたしのマーガレット展
http://my-margaret.jp/
■会 場:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー
■期 間:2015年 7月15日(水)〜7月27日(月)
■時 間:10:00〜20:00 (入場は閉館30分前まで)
■観覧料:一般(中学生以上) 800円 小学生 600円 ※小学生未満無料
マーガレットなんてほとんど読んだことないし、さほど興味もなかったので、何かきっかけがなきゃ行かないだろうな、とは思っていたのだけれども、ちょっと気になっていた展示会です。
毎度のことながら、展示会の話なんてしませんよ…と。
毎度のことながら、おいらのどーでもいい話をします。
何が気になっていたのかと言うとね、もしかしたら、運命の再会ができるかもしれない。という思いなんよ。
振り返ると大昔の話です。おいらが高校生ぐらいの時1999年ぐらいかな?何故か家に別マとデラックスマーガレットが置いてあったのよ。
妹が読んでたわけではなかったと思うんだけれど、多分おかんがもらってきたのだと思うのよね。
ちょうどその時、絵が上手くなりたいと思ってて色んな絵を見ていたのね。
でも実際は絵が上手くなりたいというよりかは、高校生で思春期真っ只中な訳だから恋がしたい訳よ。
でも高校は工業だから、殆ど男で女の子とは縁がないのよね。
そういう環境だから、精神的にも屈折してくる訳さ。
そこでね、現実にいないんだったら2次元に逃げ込めばいいんじゃね?となる訳よ。
でも2次元にも素敵な女性は現れないのよねやっぱり。
だからね、絵が上手くなりたかったのよ。恋ができないから絵が上手くなりたかったのよ。
自らが造物主となり、理想の女性を描いて、その女性と恋がしたい訳さ。
んで、その時たまたまおかんが持ち帰ってきたと思われる『デラックスマーガレット』を読んでたのです。
そしたらもう一目惚れなのよ。
異性との衝撃的な触れ合いよ!
もう慌ててトレースしたね。
※写真は当時トレースしたものである。
月日は経って、記憶から忘れ去られてしまったんだけれども、たまに思い出すのよ。
自らが造物主にならなくていいようになっても、昔の恋人は思い出すもんなんです。
でも、作者の名前や作品名やストーリーは思い出せない。
しかも、出会いはその一冊だけだったから、きっと読み切り短編だったのでしょう。
唯一、思い出せる方法があるとすれば、1999年から2001年前後の別冊マーガレットとデラックスマーガレットを読み漁るしかなかった訳です。
さて、今回。10年以上の月日を経て、『わたしのマーガレット展』に行ってきた訳です。
過去の恋人(!?)を記憶の片隅に残しながら、いたらいいなぐらいに思いは留めておいて。
そしたら再会しちゃいました。
目と唇のバランスが好きだったのよ。このバランスが好きだったのよ。
その絵が目の前にあるんです。どっかで見た特徴的なバランス。大きな目と唇。
作品名を見ると『アオハライド』名前は聞いたことあるし知ってるけど、読んだことない。でもこの絵はなんだか懐かしい。
展示パネルに書かれている作者名を見ると『 咲坂伊緒 』
名前を見た瞬間に思い出した。そして何故か浮かんできたイメージは『桜』
続けてパネルを読むとデビュー作が『 サクラ、チル 』
もう、これだー!って思ったね。衝撃的な感動だったね。
こうして、今回行った『わたしのマーガレット展』は本当に私のマーガレット展となったのでした。
『 サクラ、チル 』は読みたいね。売ってないのかしら?
バイチュ〜♪ (。^3^)ノシ⌒★
つ づ く